m-eye blog

ノンプログラマによるVBAとPythonの学習記録

MacでVBAやるならVS Codeが必須だった件

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Excel for Mac 2016でVBEが日本語文字列を受け付けない

ここにも書いてあるとおり、タイトルの件、どうしても無理です。

ネットをさまよってみると、MacのVBEで日本語が使えないという例がたくさん出てくるんですねえ。

そこで私もParallelsWindows 10をインストールして、さらにOffice 365 Soloもインストールしたので、もうMacでのVBA利用(正確にはParallels上のWindowsでの利用ですが)については、何もこわくなくなりました。あっ、もちろんMacにもOffice 365 Soloはインストールしてありますよ。じゃないと、タイトルの件、遭遇しないですよね。

でも、Parallelsを起動するのが面倒なんですよね、コードを書いてるだけのときは。

だから、なんとかして、Mac上でVBAのコードが書けないか考えました。そこで思い当たったのがVisual Studio Codeでした。

 

余談ですが

「ヴィジュアル・ステューディオ・コード」とずうっと呼んでました。「ビジュアル・スタジオ・コード」って呼ぶなんて、全然知らなかったです、はい。ノンプログラマなので、周りにはVisual Studio Codeを使っている人もいなくて、字面だけ見てたので素直に「ステューディオ」と呼んでました。今回、Visual Studio Codeを検索してみて、Wikipediaのページを見てはじめて知りました。ちょっとしたカルチャーショックでした。

 

結論のようなもの

エディタの設定で、文字コードを「シフトJIS」、改行文字を「/r/n(CRLF)」にしましょう。

このWindows標準の文字コード・改行文字の設定にすれば、文字化けせずにコピペできると思います。

次の4つのエディタなら大丈夫かも。

この4つの中なら、VS CodeがいちばんVBAのインテリセンス(シンタックスハイライト)が効いていると思います。

 

Visual Studio Codeのダウンロードとインストール

この記事では、MacでExcel VBAのコードを書くのに必要な、Visual Studio Codeのインストールから、私がおこなった設定までをご紹介したいと思います。

まずはVisual Studio Codeのサイトを見てください。
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「Download for Mac」と書かれたボタンをクリックすると、ダイアログが開くので「OK」ボタンを押します。
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Finderでダウンロードフォルダを開き、ダウンロードしたZIPファイルをダブルクリックします。
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展開してできた「Visual Studio Code.app」をアプリケーションフォルダに移動します。
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アプリケーションフォルダにある「Visual Studio Code.app」をダブルクリックして起動します。
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VS Codeが起動したら、左端のアクティビティバーの上から5番目の「Extensions」のボタンをクリックして、サイドバーの1番上にあるボックスに「japanese」と入力します。
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一覧に表示された拡張機能の中から「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」を選択します。画像の赤枠の中の「Install」ボタンを押してください。
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画像の右下の「Yes」ボタンか、青色の「reload」ボタンをクリックして、VS Codeを再起動します。
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再起動した画面でメニューなどが日本語化されているのを確認します。
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あとは、必要な拡張機能をインストールします。わたしがインストールしたのは、テキストエディタ「Atom」のショートカットキーを再現するAtom Keymap、プログラム(私の場合、VBAではなく、Pythonですが)の実行環境をエディタ内に実現するPlatformIO IDE、Pythonを書くための拡張機能Python、VBAを書くための拡張機能VSCode VBAです。Python系の拡張機能は予備でインストールしました。
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Visual Studio Codeの画面のカスタマイズ

わたしは黒を長時間見続けると疲れるので、もっと柔らかい色調の画面にカスタマイズします。右側のカスタマイズの配色テーマを選択します。
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テーマの中からSolarized Lightを選択します。
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どぎついギラギラが抑えられたおだやかな画面になりました。
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Visual Studio Codeの設定のカスタマイズ

最後は、入力支援機能などの設定のカスタマイズです。メニューバーから「Code」→「基本設定」→「設定」を選択します。あくまでわたし用のVBA・Python用の設定ですので、ご理解の上、お読みください。
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「ユーザー設定」の中の「よく使用するもの」の中で、「Editor: Font Size」を「18」に、「Editor: Font Family」を「ricty diminished(別途インストールが必要)」に、「Editor: Render Whitespace」を「all」にします。
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「Editor: Insert Spaces」のチェックをはずし、「Editor: Word Wrap」を「on」にします。
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「Insert Spaces」のチェックをはずします。
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「Multi Cursor Modifier」を「ctrlCmd」にします。
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「Render Whitespace」を「all」にします。
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「Trim Auto Whitespace」のチェックをオフにし、「Word Wrap」を「on」にします。
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「Font Family」を「ricty diminished」に、「Font Size」を「18」に、「Format On Paste」のチェックをオンにします。
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「Encording」を「shiftjis」に、「Eol」を「\r\n」にします。VBAを書くためにいちばん重要な設定はこれですね。理由ははっきりとはわかりませんが、VBAのコードを「Shift JIS」で書いておかないとVBEにコピペしたときに文字化けする可能性が高いでしょう。
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「Startup Editor」を「none」に、「Color Theme」を「Solarized Light」にします。
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「Integrated: Font Size」を「16」にします。 f:id:m-eye:20181008160745p:plain:w800
「Enable Crash Reporter」のチェックをオフにし、「Enable Telemetry」のチェックをオフにします。「Atom Keymap: Prompt V3Features」は何も設定を変更していませんが、上記のいずれかの項目を設定変更したことで連鎖的に変更されたと考えられます。
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以上で設定項目の変更はおわりです。

 

ワークスペースにフォルダを追加

「ワークスペース」とは、複数のルートフォルダを同時に開くことのできる機能です。
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わたしの場合、このブログ関係のファイルは、複数のフォルダに保存されています。

ドキュメントフォルダの中に「Python」フォルダを作成し、その中にPythonの公式のドキュメンテーションを保存しておく「Documentation」フォルダ、画像を保存しておく「image」フォルダ、自作のPythonファイルを保存しておく「my_sample」フォルダ、記事本を保存しておく「Post」フォルダ、自作のVBAファイルを保存しておく「VBA」フォルダがあります。

この中で、VS Codeに関連するフォルダは「VBA」「Post」「my_sample」の3つですので、これらをワークスペースに追加します。
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3つとも追加すると、次のようになります。
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実際にVBAを書いてみた

ようやくVBAを書く環境が整ったので、実際に書いてみたのが次の画面です。
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ちゃんと書くことができるのが確認できたので、最終目標である、MacのExcel VB Editorにコピペしてみました。
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MacのVBEに日本語が文字化けせずにコピペできました。

これで、ParallelsもWindowsも起動せずに、Mac上でVBAが書けます。

 

おわりに

ちゃんとコピペできてうれしいです。自分の好きな環境で自由にプログラミングできるのは最高ですね。

この記事がMac上のVBEの設定で悩んでいる方のお役にたてばうれしいです。

 

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